医師で糖質制限食の第一人者の江部康二先生が、大豆や健康、漢方などのお話をお届け。

・・・ドクター江部のプロフィール・・・

江部康二

江部康二(えべ こうじ)

医師、財団法人高雄病院理事長。京都大学医学部卒業。
京都大学胸部疾患研究所を経て1978年より高雄病院に勤務。
2001年、受け持っていた糖尿病患者に糖質制限食を取り入れ、患者の血糖値が劇的に改善。これを機に病院をあげて糖質制限食による糖尿病治療の研究に取り組む。
2002年、自身の糖尿病が発覚。以来、自らも糖質制限食を実践、糖質制限食による糖尿病治療を確立。自身の糖尿病の克服のみならず、高雄病院での臨床活動を通じて、糖尿病・肥満・メタボリックシンドローム等に対する糖質制限食の画期的治療効果を証明する。多くの著名人からも絶大な支持を受け、芥川賞作家、宮本輝氏との対談本、「我ら糖尿人、元気なのには理由がある。」は、各界に大反響を巻き起こした。
【近著】
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』(ナツメ社)
『糖尿病・肥満を克服する高雄病院の「糖質制限」給食』など。

第2回 糖質制限食で使用頻度の高い大豆

2013年1月13日、第16回日本病態栄養学会年次学術集会が、京都国際会館にて開催されました。
日本病態栄養学会とは、患者さんの治療のために必要な栄養学の学会で、私も昨年の学術集会で行われた「糖尿病治療に糖質制限食は是か?非か?」というディベートセッションに参加、是側の演者として講演しました。
通常は3000人規模の学会に4000人の医師・栄養士が参加し、大きな反響を巻き起こしました。

乾杯する江部先生この1~2年、テレビ・新聞・雑誌などのマスコミが、こぞって糖質制限食を取り上げ、世間一般の認知度は格段に上がりました。
特に2012年は、糖質制限食普及において飛躍の年となりましたが、このディベートセッションが果たした役割は大きいと思います。
このディベートは、糖質制限食が医学界の表舞台に初登場したという意味で、大きな一歩と言っていいでしょう。
このセッション以降、日本全国の医師会や病院から講演依頼が相次ぐようになり、医学界にも爆発的に糖質制限食が広がり始めています。

余談ですが、私のブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」のアクセス件数もこの日を境に1000件以上増えて、現在1日に15000件のアクセスがある人気ブログとなりました。

さて今年の学術集会では、私の知人の千葉と埼玉の産科のドクターが、「妊娠糖尿病における糖質制限食事療法の導入」として大変重要な学術発表をされました。
学会終了後、発表されたドクターとそのクリニックのスタッフの方々総勢15名で、私の行きつけのスペイン料理店で糖質制限のフルコースを食べながら打ち上げを行ったのですが、その席で、千葉から来られたドクターが、「減反した田んぼで大豆を作れば、大豆の自給率も上がるし遺伝子組換え大豆の問題も解決するのではないのか?」と仰っておられました。

糖質制限食では、大豆はとても使用頻度の高い重要な食材です。
しかし、その殆どを輸入に頼っているばかりか、アメリカなどでは遺伝子組み換え大豆が主流となり、非遺伝子組み換えの大豆を作っている農家が激減しているとのことです。
大豆に限らず、遺伝子組み換え食品については、人体に害があるのではないか、生態系に悪影響を及ぼすのではないかと議論されており、安全性が確立されたとは言い難い点が多々あります。

また、農林水産省によりますと、平成22年の大豆自給率は6%となっています。
ところが、日本全国で「国産大豆」と表示されている大豆および大豆製品を合わせると、この6%よりもはるかに多いそうなんです。
糖質制限食だけでなく、豆腐や味噌、醤油、油など、大豆は日本人の食生活に無くてはならない食材なのに、その殆どを輸入に頼り、食の安心・安全の根幹に関わる部分をおろそかにするのは、如何なものかと私は思います。

その点、マルヤナギさんの「蒸し大豆・蒸し黒豆」やだいずデイズさんの「スーパー発芽大豆」は、北海道の契約農家で契約栽培された「特別栽培大豆・黒豆」を使用されています。もちろん、遺伝子組み換え大豆ではありませんし、農薬や化学肥料などの使用にも配慮されています。
国産の大豆にこだわり、安心・安全を重視する姿勢が、私がマルヤナギさんの「蒸し大豆・蒸し黒豆」やだいずデイズさんの「スーパー発芽大豆」をお勧めする理由の一つです。



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