株式会社だいずデイズ

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第8回 大豆とコレステロールと糖質制限食

夏井睦先生と江部康二先生先日、東京某所にて『傷はぜったい消毒するな』の著者である夏井睦先生と座談会を行いました。
夏井睦先生は、皮膚科のお医者さんで「湿潤療法」という新しい傷の治療法を提案されています。
2011年1月に高雄病院にお招きして、新しい創傷治療・湿潤療法についてご講演頂き、
その時に糖質制限食についてお話したところ大変興味を持たれ、ご自分でも実践、見事にメタボを解消されました。
この御縁からあれよあれよと夏井先生と本まで出すことになりました。
『医療の巨大転換を加速する: 糖質制限食と湿潤療法のインパクト東洋経済新報社』8月発売予定なので、皆さん乞うご期待です。

さて、本の宣伝はこれくらいにしておきまして、
この連載を担当されているマルヤナギのO女史から、コレステロールについて質問をいただきました。
なにやら私のブログを見て「自分は早死にする!」と思われたそうです(笑)

コレステロールについては、巷間いろいろと言われていますが、中にはかなり的はずれな意見もあります。
コレステロールの名誉(?)のために、またO女史の不安を払拭するためにも、「コレステロールの真実」について書いてみましょう。
コレステロールは、とかく悪者にされがちですが、
実は細胞膜や男性ホルモン、女性ホルモンなどの原料として人体に必要不可欠な大切な物質です。

一般に、「HDLコレステロール=善玉」「LDLコレステロール=悪玉」と言われていますが、これも正確ではありません。
正常サイズのLDLは、中に約40%のコレステロールを含んでおり、それを末梢組織に運ぶ真っ当な役割を果たしています。
HDLは末梢組織の細胞で余ったコレステロールを回収して肝臓に運んでいます。
つまり、LDLとHDLは、人体の原材料であるコレステロールを運ぶ船のようなものなのです。
即ち、LDLもHDLも人体に必要なものであり、日々良い仕事をしており逆に少なすぎたら困るわけです。
またコレステロールは食事によって増えると思われていますが、食事由来のコレステロールは2~3割り程度で、
ほとんどのコレステロールは肝臓で合成されています。

では、肝臓で7~8割もコレステロールを作っているのに、さらにコレステロールを多く含む食品を摂取したら、
血液中のコレステロールはどんどん増えていくのでしょうか?

「糖質制限食はコレステロールを多く含む食品を大量に食べるので、悪玉コレステロールが増えてキケンだ」
糖質制限食に反対する人たちの論調です。実は、そんなことはあり得ません。

人体には常に一定の状態を保とうとする仕組み(ホメオスタシス)があり、
食物中のコレステロールが体内に取り込まれると、肝臓でのコレステロールの生産が抑えられ、
一定の血中濃度になるように調節されるのです。

低炭水化物食がHDL-コレステロール、中性脂肪を改善低炭水化物食がHDL-コレステロール、中性脂肪を改善

確かに、糖質制限食実践でコレステロール摂取量が増えるので、
初期にLDLコレステロール値が上昇することがあります。
ですが、この場合も肝臓がコレステロールの量を調整するので、半年~1年で元に戻ります。

また、糖質制限食を実践すると、中性脂肪が速やかに改善しHDLコレステロールは増加します。
HDLコレステロール値が高く、LDLコレステロール・中性脂肪値が低い人の方は、動脈硬化のリスクが低くなるのです。
なので、読者の皆さんは安心して糖質制限食に取り組んで頂いて大丈夫です。
もちろん、糖質制限食のパートナーとして、だいずデイズさんの「スーパー発芽大豆」をお忘れなきよう。
あ、O女史が心配されているコレステロールのお話は、また次回に。