朝起きて最初にいただく食事、朝ごはんで何を食べるかは、
脳を目覚めさせ、脳活動を活発にさせるという意味でとても重要です。
実は寝ている間に私たちの体温は1度下がっています。
1日の活動に備え、体温をしっかりあげるためには、
たんぱく質を必ず朝ごはんにとりいれるようにしましょう。
脳の40%はたんぱく質でできていますから、
脳をつくるという意味でも朝のたんぱく質は欠かせませんね。
そしてもうひとつ、朝ごはんに必ず取り入れたいのが炭水化物。
前回もお話ししましたが、炭水化物に含まれるブドウ糖は
脳を動かす唯一のエネルギー源です。
しかも、夕食後に体内に蓄えられたブドウ糖は睡眠中にも消費され、
朝起きた時にはからっぽに近い状態です。
炭水化物(ブドウ糖)が摂れる食事としてすぐに思い浮かぶものが
ご飯、パン、麺類でしょうか。
そして忙しい朝、菓子パンだけ、ごはんにふりかけ、中には
ビスケットやクッキー、バナナだけという方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、これらの食事からはブドウ糖は摂取できますが、
ブドウ糖は吸収が早いため、体内に入ると血糖値を急上昇させてしまいます。
体内で急に血糖値が上がるとインシュリンが分泌され、
上がりすぎた血糖値を今度は下げようとします。
脳に栄養をスビードが急に鈍くなり、今度は逆にエネルギーぎれの状態に。
これでは子供は2時限目くらいから集中力がなくなり、記憶力も低下します。大人でしたら、仕事の能率や家事効率もおちることになるでしょう。
ブドウ糖の吸収を緩やかにし、持続的にエネルギーが脳に送られるようにするには
主食の摂り方や食べ合わせが重要になります。
できるだけ一緒に食物繊維、カリウムを摂るようにして下さい。
食品で言えば、きのこや海藻、野菜、豆類です。
乳製品や卵等の低GI食品を合わせるのもいいでしょう。
アミノ酸バランスの良い蛋白質、レシチン、食物繊維、カリウムを含む
高栄養の蒸し豆は朝ごはんの食材としてもとってもおすすめです。
スーパー発芽大豆を使った簡単レシピを紹介させて頂きます。
簡単でとってもおいしいので是非、作ってみてくださいね。
ホットケーキミックス | 150g |
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黒豆きな粉 | 大さじ3 |
牛乳 | 150ml |
卵 | 1個 |
オリーブ油 | 少量 |
メープルシロップ | 適量 |
【A】 | |
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豚挽き肉 | 150g |
蒸し大豆 | 50g |
シーズニングソルト | 小さじ2 |
こしょう | 少量 |
豆乳または牛乳 | 50ml |
オリーブオイル | 少量 |
チャック付きビニール袋 | 1枚 |
トマトケチャップ | 適量 |