株式会社だいずデイズ

\20%OFFから/

フェイスブック インスタグラム LINE@ お買い物ガイド 電話番号

2018年夏 種まき後の大豆畑で見た、大豆と雑草の真剣勝負!

だいずデイズの有機蒸し大豆を作ってくださっている農家さんを訪問してきました。
まずは、種を植えて1ヶ月ほどたった北海道の畑を見学させていただけたので、その様子を紹介します。
DD=だいずデイズお客様担当 秋吉、農家=農家さん)

大豆畑

農家:
今日は朝から大変だったよ~!急に雨が降ったから、畑の周りを掘って水を流して・・・
まだ、水がたまっているところがあるけどね。
4~5日たまったままになってしまったら、大豆が枯れてしまうから。
DD:
その時その時、対応していかないといけないのですね。
農家:
それにしても、年々土が変わっていっていて、どんどん良くなっていっているよ。
この間、昆虫の先生に畑を見てもらったときは、
「20年以上有機の畑にしていないと、この蜘蛛はいない」と教えてもらった。
ミミズも沢山いるから、とっても良い土になっているよ。
あとは、あぜにいろんな種類の草を生やしておくことで、
色々な種類の虫が集まってくる。虫も自分の好きな植物があるからね。
カメムシはイネ科の植物が好きだから、あぜにイネ科の植物があることで、大豆が守られる。
あと、てんとう虫は害虫を食べてくれるから農薬の代わりになる。
慣行栽培の畑では、除草剤によってあぜには植物が全くなくなっているけれど、
動物(虫)は植物がないところで生きていけないわけ。
あぜに植物がないということは、必要な虫もいなくなってしまうということ。
DD:
ぱっと見るだけでも、チョウチョ、蜘蛛、てんとう虫、色々な種類の虫がいるのが分かりますね。

あぜ

くもの巣

農家:
あと、今の時期は雑草との戦いになるんだけど、
もっと大豆が大きくなって隣の大豆の葉と重なるくらいになると、
もう雑草は大きくならないんだよ。
DD:
大豆と雑草の競争に大豆が勝つということですね。
農家:
そう。だから雑草と大豆が同じ背丈くらいの今が一番大切なとき。
培土(作物の根元に土を寄せて盛ること)をしてあげて、雑草を埋めたり、
畝と畝の間の雑草を処理してあげることが大切。
雑草を大豆よりも上に伸ばさない。上に出たら天下だからね。
本当は、手で抜いていくのが1番良いんだけど、人もそんなにいないから。
今はITの時代だからさ、ロボットとか作ってもらえたらいいんだけどね。
もの作りの日本だから。国全体がもっと農業を深く考えてくれたら嬉しいな。
DD:
1番大事ですけどね。
農家:
役人さんはそうは思っていないみたいだね。

場所は変わって、農家さんのおうちにお邪魔させていただき、インタビューの開始です。
机の上には、有機栽培や、農薬、農業に関する新聞記事、論文など、
農家さんが忙しい合間をぬって、さらなる知識を深めていっておられることが感じられました。
インタビュー中にも、「今回はこんなことをしてみたんだ。」と
日々チャレンジしているお話を、キラキラした笑顔で語ってくださいました。
一方で、人手不足などの悩みも尽きない様子。
そんなインタビューの様子をお伝えします。
インタビューの最後にはお客様へのメッセージもいただきましたので、ぜひ最後までお読みください。

1.農家さんの1日のスケジュール(夏編)

DD:
今日は、お忙しい中ありがとうございます。
初めて有機栽培の畑に入らせていただけて感動しました。
今まさに、1ヶ月前に植えた大豆が大きくなろうとしているところでしたが、
今の時期1番気をつけないといけないことはなんですか?
農家:
雑草だね。
この1週間雨で畑に入れなかったから、雑草が伸びてしまっていたよね・・・。
DD:
先ほど、大豆が雑草より大きくなれば、雑草の心配はいらないとおっしゃっていましたが、
それはいつの時期?
農家:
雑草を取り除いてあげたら、急速に大豆が大きくなるよ。
ちょっと運転にコツがいるけれど畝の畝の間は、トラクターを使って機械で取り除く。
株間に残った雑草は、手で抜いたりもするね。

トラクター

DD:
機械で、1町分(3000坪)の雑草を取り除くのにどのくらいの時間がかかりますか?
農家:
そんなにかからないよ。・・・半日くらいかな?
DD:
半日もですか??
農家:
研修生にやってもらったら、1日以上はかかるよ!笑
DD:
農家さんの畑は全部でどのくらいあるんですか?
農家:
米や、他の野菜も育てているけど、大豆だけだったら1町5反(4500坪)だね。
有機のお米は9町(27000坪)あるよ。
DD:
その畑と田んぼを何人で管理されているんですか?
農家:
僕と、研修生2人。種まきから全部ね。
DD:
ええ~!例えば今の時期は、どのような1日のスケジュールになりますか?
農家:
  • 4:00~ 起床
  • 4:30~ 畑に行く(きゅうりの剪定・収穫)
  • 6:00~ 朝ごはん
  • 7:00~ 研修生がくる。仕事を割り振り、作業に入る。
    (有機米の出荷、お客様対応※アレルギー患者の方で直接お米を買いにこられるお客様も。)
  • 12:00~ 昼ごはん
  • 13:00~ 畑(今の時期なら除草)もしくは有機農家の会合や研究会
  • 20:00~ 畑仕事終了
DD:
朝の4時から作業しているんですよね?
農家:
もう、眠気が何回かくるわ。機械に乗っていても一瞬寝ちゃうもんね。
「あ、やばい。」と思って、目をあけるとちゃんと曲がってるんだよ。
体が覚えてるんだろうね。
春先になると、夜中1~2時になるときもあるよ。
DD:
今日は早く終わろうって思っているときは何時になりますか?
農家:
それでも6時かな?明るいうちは、なるべく畑にいたいから。
DD:
お休みの日はありますか?
農家:
ないね~。

働いておられる時間の長さにただただ驚きました。
天候などによるトラブルで作業は夜中になることも・・・。
農家さんや研修生の体が心配になります。
会社に行くために早起きするのがつらいなんて、言えません。

大豆畑

2.農家さんの勉強方法

DD:
有機農家さん同士の交流はありますか?
農家:
ほとんど会合でのやりとりだね。
今、北海道有機農業研究会の役員をやってるんだけど、他の農家さんへ視察にいったりもする。
DD:
北海道の有機の農家さんはどのくらいいらっしゃるんですか?
農家:
分からない。あんまり有機農家の社会って横のつながりないんだよ。北海道は特にね。
DD:
横のつながりが増えたほうが、有機農業がもっと活性化しそうですよね?
農家:
と思うんだけどね。北海道はちょっと難しいところがあるみたいだね。
DD:
では新しい情報はどこで集めるんですか?
農家:
勉強会へ行くよ。民間稲作研究所、日本有機農業研究会、大学の先生も来るから話を聞く。
化学物質過敏症支援センターでは、お医者様の話も聞けるから、参加させてもらったりする。
反対に、生産者の立場として話したりもするよ。
そういう勉強会には率先していきたいなと思ってる。
こういう勉強会は東京、大阪方面が多いからね。北海道ではあまりない。
全国の生産者と会えるのは貴重な時間だよね。
DD:
でも、関東でうまくいったことでも、北海道ではうまくいかないこともあるのではないですか?
農家:
あるね。
DD:
やってみてだめなときは、どうするんですか?
農家:
その場で、すぐ考えて行動するのみ!
例えば教えてもらった除草方法でうまくいかなかったら、すぐに機械で草を取り除くとかね。
田植え機の部品をはずして、竹箒や鎖をつけて走ってみたり、色々実験だよ。
やってみないと分からないから。

インタビューの最後「機械を見せてあげる」といって、家の裏に案内してもらったのですが、
沢山の種類の除草用の部品がありました。
農家さんの試行錯誤の様子がよく分かります。

除草用の機械の部品

お試しセット

あわせて読まれている記事