脳を働かせるためにはブドウ糖が必要です。
また、脳は脂質とたんぱく質でできていますが、脳を活発に働かせるためには、
ビタミン、ミネラルが重要です。
栄養素は私たちの体の中でチームとなって働いてくれます。
何かひとつでも欠けると効率がわるくなります。
今回は、それぞれのビタミン、ミネラルのはたらきについて、おはなしさせて頂きます。
食事づくりの中で、栄養バランスを考え、理想的な育脳食材でもある
蒸し豆・卵・乳製品・青魚を中心に多品種の食材の摂取を
こころがけて下さい。
栄養素 | はたらき | 不足すると | 多く含む食品 |
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ビタミンB1 | 炭水化物の代謝に関与 | 脳のエネルギー不足に。精神不安定、学習意欲の低下。 | 胚芽米・ごま |
ビタミンB2 | 脂肪の分解とたんぱく質の合成に関与。 | 記憶力の低下 | 大豆・さば・いわし・卵 |
ビタミンB3 | 炭水化物、脂質、蛋白質の代謝に関与。 | 思考障害、知能低下 | 鶏肉・魚・ピーナッツ |
ビタミンB6 | 脳の神経伝達物質の合成を助け、脳の機能維持に関与 | 脳の発育障害 | 大豆・鮭・芋・バナナ |
葉酸 | 赤血球をつくり貧血を予防 | 記憶障害 | 枝豆・緑黄色野菜・とうもろこし・さつま芋 |
ビタミンC | 解毒作用、脳に鉄を送る | IQの低下 | 柑橘類・野菜 |
ビタミンA | 粘膜の保護、ウィルスから体を守る | 無気力、無関心 | かぼちゃ・にんじん・レバー・チーズ・卵 |
ビタミンE | 細胞膜の酸化を防ぐ | 記憶力・集中力の低下 | アボカド・オリーブ油・ナッツ類・うなぎ |
鉄 | 酸素を運ぶ | 集中力・学習能力の低下 | 大豆・レバー・ドライフルーツ・肉 |
マグネシウム | 心臓や血管の機能維持、骨のカルシウム維持 | 脳の発達障害 | 大豆・貝類・海藻・ナッツ類・ほうれん草 |
カリウム | 体内の水分調節に関与。 | 脳にブドウ糖が送られにくくなる | 大豆・野菜・果物 |
亜鉛 | 味覚を正常に保つ | 脳が興奮状態に | 大豆・かき・ビール酵母 |
クロム | 血糖値を正常に保つ | 集中力低下、記憶障害 | レバー・かき・卵 |
ヨード | 高血圧の緩和 | 知能の遅れ | 海藻・わかめ・魚介類 |
カルシウム | 神経伝達物質をスムーズに働かせる。 | 神経過敏・イライラ | 大豆・乳製品・小松菜・じゃこ |