5.農家さんからお客様へメッセージと、夢のお話
- DD:
- 常にチャレンジされていると思いますが、次にチャレンジしたいことはありますか?
- 農家:
-
もうそろそろ都会にいきたいよね。都会と農業をつなげたいと思ってるよ。
有機の生産者を増やしたりね。そう思って、今は研修生をどんどん受け入れたりしている。
来てくれるのはとってもありがたい。こっちも若返るし!
なにより有機の生産者がこれほど少ないのは問題だと思う。 - DD:
- 研修生はいつも2人くらいですか?
- 農家:
-
そうだね。今ちょうど「農業法人をやって20~30人まとめて
有機栽培について指導するのはどうか」といわれているところ。
だから、そういうこともこの先考えていきたいなと思っている。
今、本当に若い子が農業の世界に入ってきてくれないからね。
食が一番大事なことだと思うんだけれど、一番関心がないね。
やっぱり、労働がきついのがあるんだろうね。 - DD:
- 休みがないのは厳しいですね。
- 農家:
-
今のところ有機栽培では休みをとるのは難しいね。
きゅうりにしたって、朝と夕方2回収穫しなかったら、
お化けみたいなきゅうりになっちゃうもんね。
人間の都合で休むっていうのができないんだよね。
そこで大事になるのが、「有機栽培にどういう価値があるか」っていうこととか、
働いていること自体の魅力。
それがどんな風に伝えられるかなって考えてる。 - DD:
- 慣行栽培だったら、機械が除草剤を撒いてくれたりするわけですもんね。
- 農家:
-
有機だったらそれができないからね。
だから、むしろ我々は自分が作ったものをどう評価してもらうか、
そして、それを直接消費者から聞けるのが、やりがいかつ生きがいだよね。
- DD:
- 最後に、だいずデイズのお客様にメッセージをいただけますか?
- 農家:
-
メッセージ?照れちゃうね。美味しい大豆をどんどん食べてくださいっていうこと。
生産地の僕達は、間違いなく安全で美味しいものを目指していますから。
われわれも、だいずデイズもこれからも末永く活動するためには、
皆様とのお付き合いがないことには続けられません。 - DD:
- 私達の思いまでありがとうございます。
- 農家:
-
だって、生の大豆をかじるわけにはいかないもんね。加工してもらわないと。
1つ提案!いつかお客さんを北海道に連れてきてよ! - DD:
- 北海道にですか!?
- 農家:
- 緊急じゃないよ、だいずデイズの活動が熟したときの話だよ。
- DD:
- でも、素敵ですね。収穫体験とか一緒にしてみたいですね。いつかの目標にします。
- 農家:
- ま、おいおいね。こういう風に夢の話をしながら、何か1つ夢がかなったらいいよね。
しばらくお客さんと一緒に北海道の畑に来るという夢について、
農家さんと一緒に語って、とてもわくわくしていました。
まだまだ先の話ですが、いつかかなえられるように、頑張らないとなぁ。