株式会社だいずデイズ

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厳しい認定を受けた商品のみが表示を許可される『有機JASマーク』

こんにちは、だいずデイズ食生活アドバイザーの秋吉です。今年の夏は、ヨーロッパに進出しようと思っています。あ、残念ながら商品ではなく、私のプライベートなお話です。(ちなみにイタリアにいく予定です。おすすめスポットがあったらぜひ教えてください。)ヨーロッパといえば、世界でも有数のオーガニック大国。とくにドイツは「オーガニックが当たり前」のものとして日常に溶け込んでいます。一方日本は、ドイツには遠く及びませんが、少しずつオーガニックが広がっています。
今回は、オーガニックの基本知識として、「有機JASマーク」について詳しくお話したいと思います。すでに気にされている方が多いと思いますが、商品を選ぶ時、きっと今まで以上にこだわりたくなってくるお話ですよ。(第18号2018年7月発刊)

野菜

オーガニックと有機の違いは?

最初の疑問です。この2つの違いをご存知ですか?

実は、全く同じ意味なんです。
どちらも農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・生物などの自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法のこと。
これはご存知の方が多いですよね。

では、オーガニックや有機と表示されているものが、
全て認定されたものではないことはご存知でしょうか?
そこで鍵になってくるのが「有機JASマーク」です。

有機JASマークとは

食品や衣料品やコスメなど、「オーガニック」とついている商品は数多くあります。
オーガニックは安心安全、身体にいいというイメージではありませんか?

実は少し前までの日本では、この定義が曖昧で、
「オーガニック」や「有機」と付く商品が世の中にあふれていました。
このことをうけて、2000年から農林水産省が制度を設け、厳しい認定を受けた商品のみが、
認定マークを付けて「有機」「オーガニック」という表示を許可されることになりました。
それが、有機JASマークです。

有機JASマーク

有機JASマークの認証検査は他の認証と比べて非常に厳しいといわれています。
つまり、安心と信頼のマークといえるのです。

有機JASマークが付いている食品は大きく分けると4つ。
「有機農産物」「有機畜産物」「有機加工食品」「有機飼料」です。
その中でも、だいずデイズが扱う、「有機農産物」と、商品そのもの「有機加工食品」についてお話します。

有機農産物の基準

有機JAS規格の、「有機野菜」の基準は、
「化学肥料、農薬を2年間使用していない土壌で育てられたこと」、
「遺伝子組み換え技術を使っていないこと」です。
定められた規格基準を満たすことはもちろん、オーガニック検査員による検査、
そして登録認定機関からの認可を受けることが条件になっています。
単に無農薬で栽培されただけでは、有機野菜と表示することはできないのです。

大豆畑

2004年、「有機農産物及び特別栽培農産物に係わる表示ガイドライン」が
改定されるまで、曖昧な表現の農産物が販売されていました。
前年農薬を使用した畑でも、その年だけ無農薬で栽培された「無農薬野菜」や「減農薬野菜」などです。
その場合、今は、農薬や化学肥料の使用量をその土地の基準の50%以下に抑えた
「特別栽培農産物」という表示のみ許されています。

また、栽培プロセスをいつでもさかのぼれることも必要です。
例えば、種や肥料などの農業用資材の伝票や購入の記録、
畑ごとの栽培記録、収穫記録、出荷記録など。
さらに、まわりの田畑から農薬が飛んでこないように工夫しなければなりません。
隣の畑の農薬が、自分の畑の農産物に付いてしまうと、有機農産物として出荷することはできないからです。

有機加工食品の基準

有機加工食品の基準は、原材料の95%(水・塩は除く)が有機農産物・畜産物で作られた食品であること。
もちろん加工の段階でも化学薬品を使わない、薬剤などで汚染されないよう管理された工場で製造することが鉄則です。

農場

また、加工食品の場合も製造プロセスをさかのぼれなければなりません。
加工品の原材料は、受け入れ担当者が、届いた原材料を確認・記録して
在庫管理記録を残しておく必要があります。
単に加工品を作る時とは違った、細かい管理や記録が必要なのです。

有機JAS認定業者になると・・・

もちろん認定された後も、最低1年に1回は、登録認定機関の調査が行われます。
さらに、その登録認定機関が適正な業務運営を行っているかについて、
毎年1回(独)農林水産消費安全技術センターによる監査が行われます。

ちなみに、JAS法違反に対しては、認定取り消しはもちろん、
農水省のホームページでの公表、程度によっては2年以下の懲役
または200万円以下(法人の場合には1億円以下)の罰金という罰則が科せられることも。
それだけの責任を持って製造、販売をしなければいけません。

有機JASマーク食品はどこで買えるの

最近では、スーパーでもJASマークがついた食品を見かけます。
ただ、その数はまだ多くありません。

スーパーマーケット

少しずつでも日々の食事をオーガニックに切り替えるなら、自然食品店や高質スーパーなどがおすすめ。
お店が近くにない場合は、通販で有機の野菜や加工品を取り扱っているところがあります。

自分自身や大切な人がずっと健康でいるためにも、
【何を選んで食べるか?】はとても大切なこと。

だいずデイズが、あなたのオーガニックライフを少しでも応援できたら嬉しいです。

【NEWS】だいずデイス有機農場が誕生!

兵庫県加東市にある、工場です。

工場の前に広がっているのが、今回はじめて挑戦する農場!
「だいずデイズオーガニックラボ」

株式会社マルヤナギ小倉屋社工場と農場

看板も立ててもらいました♪

だいずデイズオーガニックラボ看板

有機栽培にチャレンジします!
まだ始まったばかりですが、だいずデイズ有機畑から収穫された原料で作った商品を、
皆様の食卓にお届けできる日がやってくるかもしれません♪

お試しセット

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