1.血糖値とは?
血糖値とは「血液中に含まれるブドウ糖の濃度のこと」というのはご存知かと思います。
ちなみに1dL(100cc)の血液に何mgのブドウ糖が含まれているか、という数値で表します。
血糖値は常に一定ではなく、食事やストレスといった様々な要因によって変化します。
食後2時間後に140mg/dL未満であれば正常な範囲になります。
あけましておめでとうございます。だいずデイズ食生活アドバイザーの秋吉です。
実は、日ごろから食育推進企業として「食育」に力をいれている私たちの会社。「7月の食生活アドバイザー試験を皆で受けよう」という動きがあります。そうです、社内が食生活アドバイザーでいっぱいになるのです。こうなったら食生活アドバイザーの秋吉です、とは名乗りにくくなる。どうしよう。(笑)
食育といえば、最近我が家の食事、もち麦ごはんを主食に替えてみました。パンはめったに買わず、白ご飯好きな私と旦那ですが、すんなり受け入れられました。時間短縮のため朝はおにぎりを用意しておくのですが、むしろ「おにぎりにはもち麦が入っていないと物足りないっ!」くらいの感じになってきました。今回の健康情報は、このもち麦も関係してきますよ。(第21号2019年1月発刊)
血糖値とは「血液中に含まれるブドウ糖の濃度のこと」というのはご存知かと思います。
ちなみに1dL(100cc)の血液に何mgのブドウ糖が含まれているか、という数値で表します。
血糖値は常に一定ではなく、食事やストレスといった様々な要因によって変化します。
食後2時間後に140mg/dL未満であれば正常な範囲になります。
血糖値が高くても最初のうちはほとんど症状を感じることはありません。
しかし放っておくと、だんだんと全身の血管や神経が傷つき、様々な臓器に悪影響が起こります。
最悪の場合、網膜症で失明したり、腎不全となり人工透析が必要となります。
私達の血糖値に大きく関わってくるのは血糖値をコントロールするホルモン「インスリン」。
糖尿病はこのインスリンが分泌しなかったり、充分作用しなかったりすることが原因で、
血糖値が高い状態が慢性的に続きます。
すい臓のインスリンを出すβ細胞が壊されたことでかかってしまう1型糖尿病を除いて、
ほとんど(95%以上)が生活習慣やストレス、または遺伝が原因で起こる
2型糖尿病といわれています。
お昼ごはんを食べた後、急に眠たくなることはありませんか?
これ実は「食後高血糖」の可能性があり、普段は正常でも食後の血糖値が急激に上がる
立派な血糖値異常!後に血管の劣化につながっていきます。
普段の血糖値が正常なため、健康診断で気付かれない可能性が高いのが恐ろしいところ。
急激に上がった血糖値を下げるために大量に分泌されるインスリンは、
糖を脂肪に変えて溜め込む働きがあり、肥満にもつながります。
「炭水化物=糖質」のイメージで、炭水化物は悪と考える方がいます。
でも実は、「炭水化物=糖質+食物繊維」。
しかも食物繊維を多く含む炭水化物を食べると、血糖値の上昇が穏やかになることが分かっています。
血糖値の上昇が穏やかになることで、
など良い影響が沢山♪
朝食にパン、ランチにパスタなど、最近では、ごはん以外の炭水化物を食べる機会も多いですよね。
主食となる食品は、毎日続けてとるものなので、栄養バランスも気になるところ。
今回はそれぞれ一食分の炭水化物のうち、糖質や食物繊維について調べてみました。
普段白ご飯を食べている人は、雑穀を加えてみたり、
おかずに食物繊維の多い野菜を意識して摂るのがおすすめ。
パンやパスタは、脂質が多くなりがちなので、他の二食はご飯にするなど工夫してみましょう。
実は怖い隠れ高血糖を防ぐため、普段の食事で気をつけられる3つのポイントをご紹介します。
朝食抜きは、昼食さらには夕食後の急な血糖値の上昇を招きます。
食物繊維の豊富な食材(ごぼう、豆類、れんこんなど)や、こんにゃくなどを取り入れることで自然と噛む回数が増えます。
丼ものや麺類よりも、定食を選ぶのがおすすめです。
私自身も昼食後はと~っても眠くなってしまうので、毎日の食事の中で意識してみようと思っています。
思い当たる方、健康診断では気付かれない隠れた病気を一緒に予防しましょう!