納豆よりも蒸し大豆
納豆も蒸し大豆と同じく、「まるごと大豆」を摂れる大豆食品です。
しかし、納豆は発酵の過程でオリゴ糖を消費してしまいます。
大豆に含まれるオリゴ糖は、腸内の善玉菌のエサとなって、
便秘解消や腸内環境を改善する働きをもっています。
続けて摂ることで腸内環境がよくなり、免疫力がアップする、お肌がキレイになる、
大腸がんを予防することができると言われています。
納豆は発酵によってもともと大豆に微量しかないビタミンなどをつくりだす
良い一面もありますが、発酵の過程で、納豆菌がオリゴ糖をエサとして
分解してしまうという面も。
同じように、内臓脂肪や中性脂肪に効果的と言われるβ‐コングリシニンも、
納豆の発酵の過程で多くが分解されてしまいます。
オリゴ糖やβ‐コングリシニンも一緒に摂りたい方は、蒸し大豆をおすすめします。
※β-コングリシニンとは…
大豆たんぱく質にはコレステロールの低減効果があると研究がなされてきました。
その中でも、ある一つの主要たんぱく質「β-コングリシニン」の存在が
大きく影響していることが突き止められました。
これがメタボリックシンドロームの元凶である内臓脂肪や中性脂肪を
効果的に低減させる働きがあることが最近の研究でわかっています。